2016.12.30 Fri
「BLANCHIR」という店名の意味
店名の「BLANCHIR(ブランシール)」は、初回の打ち合わせ時からオーナーさんの中で決まっていました。
パティシエになって最初に覚えた作業だという事と、お店をオープンする豊山町という土地に馴染み混ぜ合わさるという意味を込めていました。
[ブランシール:卵白を白く泡立てたり、常温で柔らかくしたバターに空気を入れて白っぽくなるまでかき混ぜ合わせるをブランシールという。]
このロゴのはじまり
目指すのが"高級パティスリー"ではなく"町のケーキ屋さん"だったので
"抽象的なロゴデザイン < わかりやすいロゴデザイン"を作ることに。
そうなると「BLANCHIR」という言葉の意味が一般の人たちには分かりづらいのでは?
ということから、マークを「BLANCHIR」の意味である"混ぜ合わせている様子"を表すこととなり、ボールと泡立て器をマーク化しました。
最初のラフスケッチ
(画像左上の「こうゆうビジュアルいるよね」からはじまりました)
カタカナ表記が付いているのはなぜ?
「BLANCHIR」と書いてあるのと「ブランシール」と書いてあるのでは、読める人の絶対数が変わります。
カタカナの「ブランシール」は、小学生でも読むことができ、
実際にブランシールさんではサイン工事中、登下校中の小学生たちが「ブランシール!」と声を上げて読んでくれました。
人の記憶の中で"文字で記憶"することと"絵で記憶"すること、1つより2つの方が記憶により残ります。
だから、単純にロゴだけの"絵の記憶"だけではなく「ブランシール」と読んだ"文字で記憶"の2つの記憶に残ってもらうことを意図しています。
ロゴから生まれる会話
とはいえ、このロゴマークがブランシールの意味であることは言われなければ分かりません。
それでいいんです。
「なんでこのロゴデザインにしたの?」と聞かれた時に、オーナーさんとお客さんの会話のネタとなり、このロゴに意味があることを知った人が、誰かに伝えたくなるかもしれない。
そんな、ロゴマークの展開をしてくれたらと思って制作しました。
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"ON"菓子司ブランシール |
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http://on-blanchir.com |
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愛知県西春日井郡豊山町豊場伊勢山280 |
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0568-29-0300 |
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10:00-19:00 |
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水曜日 |
ケーキ屋ブランシールのロゴデザイン制作秘話
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